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みんなの家出 [絵本、挿絵制作メモ]

家出の本が家に届きました。
年末挿絵を描いていた本です。

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みんなの家出(藤田のぼる作 /早川純子画)
定価 1260円(本体価格1200円)

福音館書店の宣伝のページはこちら。
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=23016

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アマゾンでの本の内容紹介が詳しいので、それを転載します。

『お母さんとの衝突をきっかけに、なりゆきで“プチ家出もどき"を決行したAちゃん。
家出っぽい行動は全然しないけど、ひとりで生活できる準備を着々進めているBちゃん。
さて、本物の家出に近いのはどっちでしょう?

――こんな内容の本を読んで、
感想文を書きながら考えこんでしまった小四のフミは、
思い立って作者に手紙を書きました。
その手紙を受け取った作家も、あらためて「どっちが家出?」と考えます。
そして、小さいころの自分の気持ちを思い出しながら、
ていねいに返事を書きます。
そんなやりとりの間に、フミの同級生がひと晩の家出をするという事件が起きて……。

大人も子どももみんなが、「私がほんとうにいるべきところ」を懸命にさがしています。
「家出」というテーマを通して、自分らしい生き方や人としての成長、
家族のつながりを描く物語。
挿絵にはツルやカメやヤドカリが登場して、
居場所さがしのイメージを楽しくふくらませます。』

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登場人物をそのまま人間で描くと、
内容はとてもまじめなのでちょっと
堅くなってしまう、、、、、、
人間じゃないもので描けないかなあといことで、
私に挿絵のお話がきました。

うさぎやヤドカリ、家に関連する生き物で色々考えている中、
つるっと鶴と亀がでてきて、この形に。

手紙をやり取りする、小学生のフミと作者は顔をあわすことはありません。

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「子どもには家出をする権利がある」
「子どもはだれでも家出を夢見る」
「子どもにはだれでも家出を実行する力がある」
【「みんなの家出」より抜粋】

↑上記の象徴的な言葉が本の中に出てきます。

自分の居場所(家や国、などなど)からを出る。出ざる得ない、出ようと考える。戻る。など、、、
いろんな立場の方に手にとってほしいなあ。と思いながら挿絵を描いてました。


定価 1260円(本体価格1200円)
ページ数:144
サイズ:21X16cm
初版年月日:2013年04月15日
ISBNコード:978-4-8340-2798-3


“FIND A PLACE IN THE WORLD”
by:Noboru Fujita
Illustrations:Junko Hayakawa
Published by Fukuinkan Shoten Publishers
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『みんなの家出』表紙色校 [絵本、挿絵制作メモ]

『みんなの家出』
(藤田のぼる作/早川純子画/福音館書店より)

表紙周りの色校正が先週中頃でました。
4月の中頃に刊行予定の読み物になります。

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福音館書店のサイトの【これからでる本】のページに
「みんなの家出 」の紹介がでてます。
http://www.fukuinkan.co.jp/comsoonbook.php ‬

アマゾンの内容紹介にも、詳しい内容が書かれてます。

2013.03.05.2.jpg


どうする???っていわれてもなあ。。。

“家出がテーマの本”を夏休みの読書感想文に選んだフミちゃん。
本の内容に疑問を持ち、作家に質問状(手紙)を出します。
質問状をだしたフミと作家はお互いに手紙を書いていく中で、
それぞれが家出について考えていきます。
鶴や亀も出てくるよ!

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『みんなの家出』/試し刷り [絵本、挿絵制作メモ]

『みんなの家出』
(藤田のぼる作/早川純子画)
福音館書店より、春に出る予定です〜。

160ページ程の読み物。
家出のお話です〜。
大人にも今読んでもらいたいなあ。

昨年の夏過ぎからラフをノロノロ進めて、
暮れから絵を描いてました。

↓写真は絵柄部分の試し刷り。中扉と、本文カット部分です。
表紙は文字版画でデザインされたもので、中扉とはガラッと違います。お楽しみに。
中の挿絵はモノクロ一色の墨絵。

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↓下の写真にある、厚い紙の束は、本の形に切り貼りしたもの。
こうしないと、アホなのでイメージが掴めません。
パラパラめくっては、ニマニマしてます。

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昨年の今頃、このお話をいただき、原稿を読んだ時は
登場人物をどう描くか見当がつかず〜〜〜。
なんども編集者のMさんと話し合い、、、、、、

上記のように、文章と出来上がった絵をくっつけて読んでみて、
とりあえず安心。


絵に修正部分が必要になり現在かなりアワワ〜となってます。が、
出来上がりが楽しみなのです。

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らいねんの月刊絵本2/うさぎさんのあたらしいいえ [絵本、挿絵制作メモ]

だんだんと絵本の形になっています。

写真の進行中の絵本は、
福音館書店の月刊絵本。
こどものとも年中向きの今年度3月号。
(刊行は来年の2月頃になるのかな?)


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「うさぎさんのあたらしいいえ」 小出 淡 作 早川純子 絵
http://www.fukuinkan.co.jp/magazinedetail.php?maga_id=3




関連記事
らいねんの月刊絵本 
http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/2012-09-15
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らいねんの月刊絵本 [絵本、挿絵制作メモ]

この夏ずっと彫っていた版画の絵本。
先日作り終えました。
終わったとはいえ、これから初校(試し刷り)があって、
色々調整して完成。。。なので
出来上がるのは、まだ先なのですがホッとしてます。


木口木版の細かい彫りの部分は130%に拡大して使用。
また背景の木版はそのまま原寸で使用。
印刷の時に色を付ける方法で作りました。

2012.09.15.01.jpg

うさぎさんがお家を作っていくお話なのですが、
出来る直前、室内の内装を間違って彫ってしまったことが発覚。。。
やばいやばい。。。
(その部分だけラフが曖昧で、彫るのも最後に後回しにしてたんだよね。。)

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見開きごとに、原画のコピーをぺたぺた貼って、
「こう〜印刷してください〜」という台紙作り。
印刷の時に色をつける所は色を指定。
この作業に3日間くらいかかったのかなあ。。(途中で原画を修正したくなったり。。。)
(赤字の指示は、編集者さんが書いています。)

原画に番号を振ってまとめる。使用原画は40枚ちょっと。。

2012.09.03.jpg

うまく出来てくれると良いなあ。。。

今回の絵本は福音館書店の月刊絵本。
こどものとも年中向きの今年度3月号。
(刊行は来年の2月頃になるのかな?)

「うさぎさんのあたらしいいえ」 小出 淡 作 早川純子 絵
http://www.fukuinkan.co.jp/magazinedetail.php?maga_id=3

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「羅生門」(金の星社)ができたよ。 [絵本、挿絵制作メモ]

「羅生門」(金の星社から)の絵本見本が昨日届いたよ。

本屋さんには来週頭には並ぶかなあ。。
オビの文章がコワヒ。。。 ƪ(◉x◉)∫ 。。。

ゆきまろには角は生えてたのでしょうか。。。

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日野多香子・文
早川純子・絵
(金の星社から/1300円プラス税)


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彫ってます。2 [絵本、挿絵制作メモ]

がしがし彫ってます。(*絵本のための版画です)
こっちは木口木版。

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今作ってるの絵本は、木版と木口木版の原画を
パズルみたいに組み合わせる予定。

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彫ってます。 [絵本、挿絵制作メモ]

8月は彫って彫りまくり残暑。。。

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今日は気が抜けてしまったので、めんどくさい彫りを後回しにして、背景を彫り進めてしまった。。。
 
(*絵本のための版画です)
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羅生門 色校が出たよ。 [絵本、挿絵制作メモ]

「羅生門」(日野多香子/文 早川純子/絵 金の星社より)

色校が出ました。ワクワク。

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文章も多く、内容も高学年向け。
読み物絵本です。

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順調にいけば
9月の頭までには出るのではないかなあ。。。

ブログ内の関連記事
*絵本「羅生門」テスト刷り中/順調にいけば夏に出る予定。(2012年6月19日)
http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/2012-06-19
*「創作ものがたり絵本展」(2008年11月5日)
http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/2008-11-05


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絵本「羅生門」テスト刷り中/順調にいけば夏に出る予定。 [絵本、挿絵制作メモ]

順調にいけばこちらも夏には出る予定です。

4月末に原画はできたのですが、
一部加筆し、昨日お渡ししました。

「羅生門」 日野多香子/文 早川純子/絵 (金の星社より)

下は原画のテスト刷り。(文字はまだ入ってません)
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実はこの絵本
2008年の「創作ものがたり絵本展」(コニカミノルタプラザ)で
展示した作品が元になっています。 

20人の作家が書いた短いお話に
20人の画家がそれぞれ担当。担当したお話に挿絵を2枚描く。
お話と絵を同時に楽しめるよう展示してました。

詳しくは、当時の展示のサイトをご覧ください。(まだ残ってた〜)
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2008november/ehon/index.html

私は当時、日野多香子さんの「羅生門のオニの子」というお話に
挿絵を2点描きました。

↓これは会場で配られた小冊子。
2012.06.19.1.jpg

↓小冊子にのってる「羅生門のオニの子」

2012.06.19.jpg

今回の絵本は、この短編を絵本の形に膨らませたものになります。
「スマントリとスコスロノ」(福音館書店)のような、
読み物絵本になります。


関連記事/「創作ものがたり絵本展」2008年11月5日
http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/2008-11-05
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絵本「りゅうのぼうや」/校正刷りがでたよ。 [絵本、挿絵制作メモ]

順調に進めば、7月末ごろに書店に並びます。

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「りゅうのぼうや」(富安陽子/作 早川純子/絵)
佼成出版社から 

『ある うつくしい まんげつの よる、
たまごに ちいさな ひびが はいり、
やがて からが われると、
なかから ちいさな ちいさな 
りゅうのあかちゃんが でてきました。』 
(カバー袖の文章から引用)

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今年は辰年ですね〜。
うまれたてのあかちゃん。柔らかくておいしそ〜に描きました。

2012.06.18.3.jpg

おかあさんといっしょに。

2012.06.18.4.jpg

アクリル絵の具やダーマト(色鉛筆)で、柔らかく描きました。
この絵本を読んで、空を見上げてもらえたら嬉しいなあ。

7月末頃にでます〜。
できたらまたお知らせします。よろしくどうぞ。

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「たべちゃうぞ」山中利子・詩 早川純子・絵 リーブルから [絵本、挿絵制作メモ]

順調にいけば、
5月末から6月初めごろに新刊がでる予定です。

「たべちゃうぞ」
山中利子・詩 早川純子・絵 
リーブルから

木版画の挿絵です。バクバクたべちゃう詩の絵本なり。写真は試し刷り〜。

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とけいのくにの じゅうじゅうタイム /その3 できました! [絵本、挿絵制作メモ]

できました!できました!

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昨日新しいほやほやを頂きました。
先週末に印刷、週明け表紙周りの印刷、また製本などで
出来上がった絵本。

印刷会社さん、製本屋さん、またそのほか大勢のみなさま。
大変な時に本当にありがとうございました!
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とけいのくにの じゅうじゅうタイム /その2 [絵本、挿絵制作メモ]

雪の降る月曜日の午前中。
何度目かの色校確認。

これから印刷して製本されます。ドキドキ。

うまくいけば、20日頃に出来て、
本屋さんに並ぶのが3月末頃になりそうです。
私はジャワに22日から行くので、
確認して行けたら良いなあ〜というギリギリの所です。

表紙はこんな感じです。
(周りをトリミングしてます。)

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「とけいのくにの じゅうじゅうタイム」
垣内磯子作 早川純子絵 あかね書房
定価1,260円 (本体1,200円+税)

打ち合わせあと、埼京線の板橋駅でじゅうじゅうを見ました。
踏切の看板をパッと見て、

2011.03.08.2.jpg


あかね書房
とけいのくにの じゅうじゅうタイム

に似ている〜と思ってしまいました。。
うーん強引ですね。


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とけいのくにの じゅうじゅうタイム [絵本、挿絵制作メモ]

年末から年明けにかけて描いていた
絵本のレイアウトを先週末、受け取りました。
(原画をカラーコピーしたものに、文字を置いてみたもの)

今週中まで、原画の微調整をしたり、見返しを描いたりします。
このまま順調にいけば、春に絵本の形になりそうです、、、、、、

「とけいのくにの じゅうじゅうタイム」
垣内磯子作 早川純子絵 あかね書房から
 
2011.02.06.jpg

定価1,260円 (本体1,200円+税)
B5判/ページ数:32ページ
ISBN978-4-251-09849-8/NDC913

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「家缶」のお知らせ [絵本、挿絵制作メモ]

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2007年02月に出版された
「家缶」( ほるぷ出版 http://www.holp-pub.co.jp/)は
おかげさまで品切れになりました。

今後重版される予定はなく、絶版となります。
ご希望の方は、現在書店にあるものをご購入ください〜。
あとは古本などで出るかなあ。。。
(早川も個展等で販売するため、最後に少し購入しました。
ご希望の方はお知らせください。)

たくさんの方に読んでいただき嬉しいです。
ありがとうございました!

「家缶」は絵本にするのが本当に楽しかったです。
何らかの形で今後残せたらなあと思います。

ヒックリーとカエルーが登場する
「どんぐりロケット」(ほるぷ出版)
今後ともよろしくお願いいたします〜。

どんぐりのクラフトのリンクページはこちらからどうぞ。
http://www.holp-pub.co.jp/gifanime/donguri/donguri.html
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さんまいのおふだ/2 [絵本、挿絵制作メモ]

先週末「さんまいのおふだ」の初校が届きました。
うまく行けば、7月の頭〜中頃に本屋さんに並ぶかな?
7月の個展の時の販売はちょっと微妙な感じです。

昨年の4月から小学館から刊行されている
日本名作おはなし絵本(全24巻)のシリーズの一つです。

『さんまいのおふだ』(小学館)
文・千葉幹夫 絵・早川純子 

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4月19日の記事に載せた絵は、結局こうなりました。


さんまいのおふだ関連記事
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さんまいのおふだ/1 [絵本、挿絵制作メモ]

7月発売予定の「さんまいのおふだ」
今日なんとかお渡しすることが出来ました。

昨年の4月から小学館から刊行されている
日本名作おはなし絵本(全24巻)のシリーズの一つ。

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写真は途中にペタペタ描いていたもの。
出来上がりはだいぶ変わってしまいました。
うまくできると良いなあ。


さんまいのおふだ関連記事
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スマントリ/編集者の石田さん [絵本、挿絵制作メモ]

絵本「山からきたふたごスマントリとスコスロノ」の
編集者、石田さんが年初めに退職されました。
おつかれさまでした!そしてありがとうございました。 

石田さんは、長い間「母の友」の編集部にいましたが、
数年前に絵本編集部に移られて、沢山の絵本を担当されました。
もっとあるのですが、
とりあえず早川の手持ちのものを並べてみました。

石田さん担当の最後の本が中央にある創作童話。
「すみ鬼にげた」岩城範枝・作/松村公嗣・絵(福音館書店)です。
唐招提寺の金堂の四隅にいる“すみ鬼”の一体だけ
表情がちがったように見えた岩城さんが、
そこからお話を膨らませました。

絵描きとしては、松村さんの絵をもっと大きな画面で見たい思いがあります。が、
なによりお話がとっても面白いのです。

2010.03.01.jpg

:::::::::::::::::::::::::::::::

早川は石田さんが“母の友”にいらした時からお世話になりました。

最初は1999年“母の友”2月号で
「せかいでいちばんおおきなおいも」(二宮由紀子・作)の挿絵が初め。

2000年“母の友”9月号の
「小さな灰色のロバのおはなし」(アリスン・アトリー。作 松野正子.訳)もそう。
この挿絵は内田驎太郎さんの絵本の挿絵を描くきっかけにもなりました。

2002年の“母の友”2月号「ニンジン山」などなど。。。

もう10年以上前です。早川が大学を卒業した頃から
版画の作品など見守ってくれていた編集者さんの一人です。
“スマントリとスコスロノ”の挿絵の仕事を石田さんから聞いた時は
やっと一緒にお仕事できるなあと嬉しかったです。
この仕事では、ジャワ島にも取材旅行をご一緒しましたし、
絵本が出来上がる長い間(5年?!)お世話になりました。

本当に長い間ありがとうございました!
新しい出発おめでとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします〜。
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小出保子さん [絵本、挿絵制作メモ]

ほんわかした動物がいっぱい出てる絵本を沢山描かれていた、
作家の小出保子さんが逝去されました。
ご冥福をお祈りいたします。

縁あり先日初めてお会いしたのですが
ユーモアがあって明るくて、すてきな方でした。

絵本ナビさんの小出さんの紹介ページ
小出保子/こいでやすこ
http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=1888
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=1865

もうすぐおひなさま。
「もりのひなまつり」(福音館書店)が
絵本屋さんではならんでいるかと思います。ぜひ。

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