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スマントリ/編集者の石田さん [絵本、挿絵制作メモ]

絵本「山からきたふたごスマントリとスコスロノ」の
編集者、石田さんが年初めに退職されました。
おつかれさまでした!そしてありがとうございました。 

石田さんは、長い間「母の友」の編集部にいましたが、
数年前に絵本編集部に移られて、沢山の絵本を担当されました。
もっとあるのですが、
とりあえず早川の手持ちのものを並べてみました。

石田さん担当の最後の本が中央にある創作童話。
「すみ鬼にげた」岩城範枝・作/松村公嗣・絵(福音館書店)です。
唐招提寺の金堂の四隅にいる“すみ鬼”の一体だけ
表情がちがったように見えた岩城さんが、
そこからお話を膨らませました。

絵描きとしては、松村さんの絵をもっと大きな画面で見たい思いがあります。が、
なによりお話がとっても面白いのです。

2010.03.01.jpg

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早川は石田さんが“母の友”にいらした時からお世話になりました。

最初は1999年“母の友”2月号で
「せかいでいちばんおおきなおいも」(二宮由紀子・作)の挿絵が初め。

2000年“母の友”9月号の
「小さな灰色のロバのおはなし」(アリスン・アトリー。作 松野正子.訳)もそう。
この挿絵は内田驎太郎さんの絵本の挿絵を描くきっかけにもなりました。

2002年の“母の友”2月号「ニンジン山」などなど。。。

もう10年以上前です。早川が大学を卒業した頃から
版画の作品など見守ってくれていた編集者さんの一人です。
“スマントリとスコスロノ”の挿絵の仕事を石田さんから聞いた時は
やっと一緒にお仕事できるなあと嬉しかったです。
この仕事では、ジャワ島にも取材旅行をご一緒しましたし、
絵本が出来上がる長い間(5年?!)お世話になりました。

本当に長い間ありがとうございました!
新しい出発おめでとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします〜。
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