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国立天文台とオンバクヒタム [絵本「スマントリとスコスロノ」制作メモ]

先週はいろいろモリモリでした。
絵本「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(福音館書店)でご一緒した
作家、乾千恵さんが東京にきていたのです。
その翌日に絵本の打ち上げもありました。

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水曜日(9月16日)

国立天文台(東京/三鷹市)に伺いました。

09.09.16.3.jpg

昨年末、“君もガリレオプロジェクト”の説明会でお世話になった
天文台のA氏に「宇宙の絵本出来ました!おならで月にいく、、、、、、お話ですが。」と
『どんぐりロケット』を見ていただくためです。
昨年作った望遠鏡で月を見ながら描くぞ〜と意気込んでいたものの、
結局かぐやの映像を見たり、
月を普通に眺めつつ描き終わってしまいました。うう。。

09.09.16.1.jpg

お忙しいなか天文台の中にある「星と森の絵本の家」で
A氏から、館長さんまたスタッフの方を紹介して頂きつつ
「どんぐりロケット」を見て頂く。(クラフトも!)
A先生、みなさまお忙しい中
ありがとうございました!

“絵本の家”は以前天文台の方たちが暮らしていた民家を
解体、復元して今年の七夕にオープン。

三鷹市星と森と絵本の家
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/

星や宇宙の関係の絵本ばかりかなあ〜と勝手に思ってましたが、
普通の図書館と同じく、さまざまな絵本が置かれていました。
現在は「月」をテーマにした絵本を
展示室で紹介。

09.09.16.2.jpg

近所の子供たちがのんびりと絵本を
読んだり遊んでいます。
木造の民家なのでゆったりします。

ここでおすすめなのは
武蔵美の学生たちが作った手作り絵本です。
建物を解体して復元した過程を
絵本の形にまとめてあるのですが、これがとっても面白い!
へ〜こんな形で出来ていくんだと。わかりやすい内容になっています。
造本も贅沢です。
大工さんと学生達の交流も興味深く読めました。
時間があれば、学生たちの引き継ぎノートを読みたかった。
(その日の大工さんの作業を書き綴ったもので、これまた魅力的でした。
つぎに遊びに行くと時に読もう〜)
ぜひご覧ください。

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夕方、三鷹から高円寺に移動。
乾千恵さんから面白いよ〜と誘われて
座・高円寺での公演、
“オンバクヒタム”を観に行く。
マレー語で“黒潮”という意味だそうです。
乾さんは体調が最悪な中、この公演のために東京に出てきたのです。

オンバク・ヒタム(もう一つの黒潮)
出演:コントラバストリオ・ヒツジ(齋藤徹、瀬尾高志、内山和重)
箏カルテット・螺鈿隊(市川慎・梶ヶ野亜生・小林真由子・山野安珠美)
田中泯(ダンス)

田中泯さんの動きにつれられるように
黒潮にのって南に南に〜そしてまたグルット帰ってくる、、、
最初の音から波に揺られていく感じ。

初めて乾千恵さんとお会いしたのも
斎藤徹さんの公演ででした。
昨年3月末に、中野のポレポレ座で行われた“七つのピアソラ”
http://web.mac.com/travessia115/site/Welcome.html

今回絵本が出来上がって、やっとお会いできるのが
また斎藤徹さんの公演会場で。というのは感慨深い物があります。
(当たり前といえばそうなのですが、、、、、、)
今回も前回と同じく幸運にも開演前に
千恵さんとまた千恵さんのお母様とお話する事が出来ました。
最初会ったときもなぜかぽっかりその時だけ空間が開いていて、、、
千恵さんを独り占めしてお話できたのです。面白いなあ。

終演後もお客さんのすごい熱気です。
余韻を楽しんでいるのか、ロビーは人でいっぱいです。
編集者の石田さんとも合流して
乾さんたちと少しおしゃべりし、
翌日の絵本の打ち上げ楽しみですね〜と
この日はお別れしたのでした。

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